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新型コロナウイルス(COVID-19)へのOECD政策対応

このシリーズは、健康、経済、社会の危機に対処し、社会の調和を促進し、この甚大な世界共通の課題に立ち向かう上で必要とされるグローバルな協調行動に寄与する様々な問題に関するデータ、分析、提言をまとめています。医療から教育、税制まで幅広い問題に対する政策対応をまとめ、影響を受けた分野で採るべき短期的措置に関する指針を提供し、特に社会経済の脆弱な部門に焦点を当てています。また、各国間で調和の取れた政策対応をもって、強く危機対応能力があり、環境に配慮した包摂的復興を目指して長期的な結果と影響を分析しています。

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新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンの供給:世界的危機へのグローバルなアプローチ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンが空前の早さで開発され、予防接種が多くのOECD諸国で進んでいる。しかし、しばらくの間需要が供給を上回る状態が続き、現在では、供給は高所得国に偏っている。これは不公平であるとともに非効率である。ワクチンをニーズが最も高い地域に供給した方が、感染拡大が鈍り変異株の出現可能性も下がるので、救われる命が増え、パンデミックが素早く制御できるだろう。したがって、各国政府は、国境を越えて世界的にワクチンの普及を加速させるべく、下記の行動を起こす必要がある:ニーズが最も高い地域に供給品を再分配する;生産規模の拡大を継続する;必要なロジスティクスと医療インフラを整える;COVAXに資金と現物による支援を行う;知的財産の共有や技術移転の促進などによって、ワクチンを最も必要としている地域に供給するという公約を含む長期戦略を開発する。

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